8月2日に水に漬けたホオズキが透かしホオズキに出来上がったので、次のホオズキを水に漬け始めました。
次からは作業が楽に出来るように数を減らして早めに水から引き上げられるようにしていきたい!ので400個ずつ水に漬けていきます。
Botanic Anthology
植物はそれ自体が芸術なので、これ以上に形にする意味があるのか?透かしホオズキにする意味があるのか?と手を加える事で単なる一介の自己表現にならないようにしていく葛藤を持ちつつ。自分がこの透かしホオズキから見えた景色に心震えた日を思い出すと、やはりこれは伝えたいことの一つだと思いました。
また、この2年、作業をしていく中でデザインに走りそうになったり、商品やワークショップにしたら楽しいだろうなぁと思いつつ、そこに至るまでには今取り組んでいる作品作りを完成させることが、BotanicAnthologyの方向性を示すものにもなるので、事業に関しても大事な時期となりました。
このままBotanic Anthologyを続けていくのか?個人としての活動にするのか?はまだわかりません。
お金が絡むと作品自体がマーケティングを意識したものになり、作品ではなくデザインになってしまうギリギリのところが
毎回思い留まる事柄です。
長年、商品について考えて実践してきた癖があるので、商品を考える方が私にとっては楽なのです。
ウツになる人、受動的になってしまっている人、時間とお金に追われて思考を奪われてしまっている方も多いのではないか?
芸術は市場とは正反対の位置にいながら、結局は市場主義の世の中にいる。
誰もが情報や環境に流されず、個人個人の価値基準の居場所を創造出来たらいいなと思っています。
そしてこんな難しいことは考えずに頭の中を一回でも空っぽにして呼吸が出来る居場所を作り上げたいと思っています。
目の前に見えたもので個人が素直に感じたこと、それ自体が大切なその人自身の居場所になりますように。
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