製作準備2年目の秋

そろそろ秋の気配。だがまだ暑い。
水に漬けているホオズキの3回目の洗い出しの今日は最終段階の透かしホオズキづくりに入っている。
仕入れたホオズキを枝から外して水に漬け58日目。

Botanic Anthology

私はアートに移行してから客観的に自分を見るためにもInstagramなどでも製作風景を載せている日々だが、
昨年もそうだったけれど、今年は尚一層のこと透かしホオズキの作り方や透かしホオズキ販売をしている人をよく見かける。


花屋でたまに本当に稀に作ることはあったけれど、時間に追われて働いているのでその先を作ることは出来ていなかった。


何年か前に透かしホオズキを使ったスワッグを販売したときには、透かしホオズキは認知度が無く、
InstagramやSNSなどで見かける事は殆ど無かった。
売れたけれど、それ以降は作品の為に作りたいので、サンプルとして透かしホオズキは取っておいてあった。


そして雑誌フローリストから2020年に翌年1月に12月号のリース特集をするのでリースを作っていただけないかとのご依頼があった。
なので透かしホオズキをリースにして載せていただいた。

その後、様々なフラワーデザイナーのドライフラワー・リース200種類の書籍をその出版社から出版になり、
私のリースの一度載った写真もその時に載せていただけていた。

単なる一過性の特集ではないことに感謝の御礼をメールで伝えた。

私が売れるものをInstagramで発信したりしていた時に思ったものは、
似たようなお花やデザインは沢山ある。
そして今回はInstagramやフェイスブックで透かしホオズキの制作準備の様子や動画を流したり、
雑誌や書籍に載ったことで透かしホオズキを作る人が増えた。今年は特に透かしホオズキが流行っている。
ちょっと前まで15年前には見向きもされなかった透かしホオズキ。


透かしホオズキも情報として販売商品として消費されていくのでしょうか?
形だけ『表現』という言葉を纏って何かの宣伝として消えていくのでしょうか?
そして新しいものをまた探すのでしょうか?価値は有って無いようなものなのでしょうか?
人は何をしたら満足なのでしょうか?生き延びるための本能なのでしょうか?

そのことを考えると同じように自分に問いかけていく

些細なことも見逃さず、自分の気持ちや感情の揺れ、思考が製作に向かう原動力にもなっている。


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この記事を書いた人

植物の作品からスピリットに響くバイブレーションメディスン

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